蒸機公演ユニット紹介④

 

汚染された地上

突然だがアイドルマスターシンデレラガールズはアイドルプロデュースをテーマにしたゲームである。

本来は決して汚染された地上が出てくる感じのゲームではない。

(何故かこの背景は何度か使われることになるのだが)

 

ここでは地上に出た人間やオートマトンの絶望、哀愁などをユニットコレクションが見事に描いている。

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ヴェノムプランツ

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メインでヨーコが言っていた別の方法を取った人類のひとつが恐らくヴェノムプランツなのだろう。

衣装モチーフもヒイラギ、毒キノコ、鈴蘭と全て毒性を持つ。

メインストーリーのヤスハがこれから途方もない時間を過ごすのと反対に、途方もない時間を過ごして絶望を味わった存在だ。

 

ラストスタンドソルジャー

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レジスタンスと都市管理機構のルーキーが生き残った。

生かされたと言ったほうが正しいだろうか。

生き残った2人は絶望の大地を前に、喪った物の大きさ、戦争の虚しさを噛みしめる。

 

冒険家ヘレンの新たな旅立ち

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ここに来て約束通りにヘレンの再登場。

周囲が絶望し、まだ戦闘を続ける者もいる中である。

現状を笑い飛ばし、いち早く未来へと歩み始めたのがこの偉大なる冒険家ヘレンであった。

 

執念のスチームユカ

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ユカが搭乗して動かしていた筈のスチームユカだが、実はエゴチップを搭載した自律可能なオートマトンだったようである。

都市管理機構の、そしてスチームユカの目的は人類の存続。地上から保護することであった。

 

ヨーコのことがあったユカも、2度と人類を地上に出さないために、強引な統制手段に出たのであろうことは想像に難くない。

 

エンフォーサー部隊の黄昏

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地上へ人間を追ってきたエンフォーサー部隊。

彼女らの優先事項もまた、人類の保護である。

 

前のステージのMASTERで、エゴを持つヤスハと自分を対比していたエンフォーサー達。

セントラルのサポートが切れ、ついに自律モードを起動。

エゴチップが無いために自滅の道を辿った。

 

自我を獲得できなかった岡崎泰葉、と捉える見方もあった。

 

モリー・オブ・ジ・アース

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上田しゃんだ!お笑いだ!清涼剤だ!と条件反射で思ってしまった者は多い。

だがこれは蒸機公演クロックワークメモリーである。

 

ウィーアーザワールドを体現した彼女は、地球意思として人類にメッセージを伝える。

人間は愚かだが、だからこそ愛おしいのだと。

これからも歴史を紡いでいくことを望んでいると。

 

遺物探索チーム・地上にて

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物語の結末に向けて、遺物探索チームも地上へ。

せっかく見ることができた地上、この上ない発見だったが、人が生きられる環境ではなかった。

今まで通信も断絶していた彼女達は、とりあえずレジスタンス基地で待つリーダーのナオの元へと向かった。

 

汚染された地上・まとめ

ここまでの遺物探索チームを見ていれば、サイドエピソードが開放される。

サイドエピソードは本編最終ステージのMASTER、ナオとユカの会話シーンへと繋がり、これで蒸機公演が真の完成ということになる。

 

アイドル本来の性格を上手く逆手に取った役回りや、主人公になっていてもおかしくないようなユニット達の物語。

これらが絡み合うシチュエーションが蒸機公演の魅力の1つであることは間違いない。

この記事で少しでも楽しんでいただけたら幸いである。

 

あとがき

岡崎泰葉ちゃんお誕生日おめでとう!

色んな人が祝ってくれてるのを見ると感動してしまいますね。

あと今更ですが、前回の記事読んでくれた人、岡崎泰葉に投票してくれた人もありがとうございました。(またよろしくお願いします)

 

お誕生日はおめでたいのだけれど、蒸機公演以降なかなか追加が来ずに、各属性共に蒸機公演組が出番待ち最長になってしまいました。

 

デレステも蒸機ネタをしきりに使ってくるので、こんなときこそ蒸機公演を再履修するべきだと思い、ユニット紹介記事を書きました。

少しでも記憶を思想燻蒸する手助けになれればと思います。